2010年06月11日
二宮清純氏の講演聴いてきました
ビジネスショウ九州の開催記念講演会にてスポーツジャーナリストの二宮清純氏の講演を
拝聴してきました。
お題は『勝者の思考法』ということでしたが、スポーツ界、特に旬であるサッカーを
題材にしたリーダー論についての内容。
以下、少ないメモを頼りに、内容を簡単に書きたいと思います。
・'98フランスW杯における数字
(日本) 1.82%、20.00%
(世界平均)8.8%、39.00%
この数字、前がシュート成功率、後がオンターゲット率(シュートが枠に行った率)
だそうです。これを見ても日本の決定力不足が明らか。特にFWは3大会で3点しかあげて
いない。決定力=リーダー不足が今の日本の社会を表している。
・日本は中盤でのパス回しは得意。これってダメな会社の稟議に似てないか?
誰も決めず、問題の先送りばかり。決定力をあげること、ディシジョンスピードをあげることが
今の日本代表にも日本の会社にも必要。
・ボトムアップで物事が決まれば、それは理想的。でもそれではうまくいかない事はバブル以降の
社会を見れば明らか。やはり強力なリーダーが必要。
・二宮氏がこれまでスポーツ界を見てきた中で、一番のリーダーは川淵三郎氏。
彼がいなかったらJリーグは無かったし、日本のサッカーレベルもここまで高くならなかった。
・川淵氏の言葉。
時期尚早と言うのは、「やる気が無い」ということ。
前例が無いと言うのは、「アイデアが無い」ということ。
・リーダーに必要なのは、Passion・Mission・Action
※ちなみに、川淵氏がサッカー協会の会長になった時に、「会長」を「キャプテン」に呼び方を
変えましたが、それは二宮氏の提案だったそうです。これから先の見えない世界に漕ぎ出す船の
船長=キャプテンから考えられたとのこと。
その他、北京オリンピックにおける女子ソフトボール代表と野球日本代表(星野JAPAN)を例に
準備力の大切さ、元西鉄ライオンズ監督の三原氏や三ツ星シェフを例に、リーダーとしてチーム
(組織)作りについてもお話されていました。
さすがに様々なメディアに出演されている方だけあって、お話がうまい。しかも皆が知っている
スポーツを題材に、リーダー論・組織論に展開されたので、非常にわかりやすかったです。
いよいよ明日からW杯南アフリカ大会が始まります。
頑張れ日本!