2010年10月29日
一番じゃなくてはダメなんです!?
「もし中国で事業仕分けをやったら」なんて本が出たら面白いかも!?
その事業仕分第1段で注目を浴びたスパコン(スーパーコンピュータ)ですが、
中国がやっちゃったようです。
『中国のスーパーコンピュータ「天河」、世界最速の可能性』
2.507ペタFLOPS、IntelのXeonを1万4336個って言われてもIT屋のはしくれとして恥ずかしい
ですが、どんだけのものか想像がつきません。。。
というか、それで何をするんだろう?って感覚。
ただ世界最速というのは自国の科学技術力と、それに国としてどれだけ力を入れて
いるかを示す材料にはなります。その意味でも中国はまた勢いづくでしょうねぇ。
それよりも、この記事がちょうど日本で事業仕分が行われている最中に発表されるって
何か狙った?って思うのは考えすぎでしょうか。
2010年10月18日
もう4代目なんだ(Oracle犬)
日本oracleが社員犬を採用してるのは有名な話ですが、先日その4代目の入社式が
行われたそうです。
この犬の役職(?)は「グリーティング&ヒーリング アンバサダー」。要は
みんなを癒す仕事ってこと?(社員番号は0番)
確かに、事務所に犬が居れば癒されますよね~
それにしても、ちゃんと辞令を交付するなんて、本格的です。
さすがアメリカの会社はユーモアありますよね(笑)
#そういえば、今まできちんとした辞令って受け取ったことないなぁ・・・
#大体口頭で済まされてる。。。
行われたそうです。
この犬の役職(?)は「グリーティング&ヒーリング アンバサダー」。要は
みんなを癒す仕事ってこと?(社員番号は0番)
確かに、事務所に犬が居れば癒されますよね~
それにしても、ちゃんと辞令を交付するなんて、本格的です。
さすがアメリカの会社はユーモアありますよね(笑)
#そういえば、今まできちんとした辞令って受け取ったことないなぁ・・・
#大体口頭で済まされてる。。。
2010年10月10日
既存システムは金科玉条か?
土日続けて休日出勤。月曜もどうなるか怪しい雰囲気(泣)
原因はよくあるPGの工程遅れ。正確に数えた訳ではないけど、これまで少なくとも100人以上の
PGさんと仕事してきましたが、ここまで酷いのは初めて。
本人の自覚が無いので対策しようもない。。。
さて表題の話。
既存のシステム、もしくは自社が持っている唯一のシステムは金科玉条か?
顧客も違う、業務も違う、システムに対する考え方も違うユーザに対しては
当然UIや操作方法などは変わって当たり前というのが自分の考えなんですが、
どうなんでしょう?
今の会社に移って、社内でこれが通じないのでちょっと悩んでる状態。
もちろんそれが顧客にとって最適ならば取り入れます。ただ例えばちょっとした
データの修正を行った後にそれをシステムに登録するのに3回もボタン押さない
といけないというのは納得できない。
なので1回で済むようにUIを変えたら、「自社の製品仕様と違う」「やっても
いいけど自分は知らない」なんてことを言われてしまう。
そもそも「利用する顧客の立場で考える」という事が通じない。
こういうことも初めての経験。
以前、中国にオフショア開発に出した時も最初は考え方の違いはあり、結構思い込みで
作ることがありましたが(当然、対象としてた顧客の業務が中国には存在しないわけで
すから)、顧客の業務・仕事の内容を話すときちんと聞き、考えてくれました。
その事で、顧客の立場で考えることは日本だけでなく、技術者として世界共通の考え方
だと思っていたんですが、国内でも通じないこともあることがわかりました。
↓この本の中ででてくる「ギーク」と「スーツ」どちらにも属さないタイプなのかな?
原因はよくあるPGの工程遅れ。正確に数えた訳ではないけど、これまで少なくとも100人以上の
PGさんと仕事してきましたが、ここまで酷いのは初めて。
本人の自覚が無いので対策しようもない。。。
さて表題の話。
既存のシステム、もしくは自社が持っている唯一のシステムは金科玉条か?
顧客も違う、業務も違う、システムに対する考え方も違うユーザに対しては
当然UIや操作方法などは変わって当たり前というのが自分の考えなんですが、
どうなんでしょう?
今の会社に移って、社内でこれが通じないのでちょっと悩んでる状態。
もちろんそれが顧客にとって最適ならば取り入れます。ただ例えばちょっとした
データの修正を行った後にそれをシステムに登録するのに3回もボタン押さない
といけないというのは納得できない。
なので1回で済むようにUIを変えたら、「自社の製品仕様と違う」「やっても
いいけど自分は知らない」なんてことを言われてしまう。
そもそも「利用する顧客の立場で考える」という事が通じない。
こういうことも初めての経験。
以前、中国にオフショア開発に出した時も最初は考え方の違いはあり、結構思い込みで
作ることがありましたが(当然、対象としてた顧客の業務が中国には存在しないわけで
すから)、顧客の業務・仕事の内容を話すときちんと聞き、考えてくれました。
その事で、顧客の立場で考えることは日本だけでなく、技術者として世界共通の考え方
だと思っていたんですが、国内でも通じないこともあることがわかりました。
↓この本の中ででてくる「ギーク」と「スーツ」どちらにも属さないタイプなのかな?
2010年10月09日
こうなるとAndroidも気になってくる
iPhoneユーザ(といっても4からデビューですが)なんですが、最近Androidも気になってます。
ドコモの「GALAXY S」、auの「IS03」に続いてソフトバンクも「HTC Desire HD 001HT」を
発表しました。OSは全てAndroid(2.1か2.2の違いはありますが)。スペック見るとどこも
iPhone対抗であることは明白です。
海外ではAndroid端末出荷数がiPhoneを抜いたとの報道もありましたが、日本国内においては
今の時点でiPhoneがダントツですが、今後どうなるんだろう?
あと、マイクロソフトもWindowsMobileのWindows7版を出すとか出さないとか。
ちょっと出遅れた感もありますよね。果たして三つ巴になるのか否か?
こちらも注意しておきたいと思います。
それぞれ発売されたらショップに触りは行こうっと!
2010年10月08日
「微軟」、「雲計算」 さて何のこと?
ITProの記事から。
「雲計算」は「クラウドコンピューティング」。これは何となくわかりますよね。
「微軟」は「マイクロソフト」だそうです。
確か「軟」=やわらかい=ソフトというのは覚えていたのですが、「微」=マイクロは
思いつきませんでした。
これを見て、前に仕事で大連に行ったとき、お店を見て何の店かは分かり、「あーこう書くんだ」と
妙に感心したことを思い出しました。例えば、
「麦当劳」=「マクドナルド」
「肯徳基」=「ケンタッキーフライドチキン」
など。
これを見ると、コンピュータ用語は「意味」から漢字を当てはめているのに対して、
それ以外(全てかどうかは?ですが)は「音」から漢字を当てはめているようです。
でも、これって誰が決めるんだろ?
#ちなみに吉野家は「吉野家」でしたw
記事に他にも用語の問題がありますので、試してみては?
2010年10月06日
WindowsXPパソコン販売終了間近
10月22日だそうです。
正確に言うと、XPがプレインストールされたPCの販売期限がですけど。
実態は既に販売は終わっていて、現在売られているのは「ダウングレード権」を利用して、
メーカー側でダウングレード(Win7,VIsta→XP)したものが売られていたらしい。
それが、10月22日を持って、それもできなくなるということ。
Vistaがあまりに実用に耐えられなかったためXPのパソコンは、特に企業では未だ
多く使われています。(今相手にしている某企業は数千台のXPパソコンで、しかも
IEは6!)
Win7はまずまず評判が良いらしいので、徐々に移行していくのでしょうが、問題は
費用。特にこの景気ですと、企業はITへの投資を控えます。(本当は業績回復の
ためにもっとITにお金をかけていいと思うのだが。。。)
となると、しばらくはXPは生き残りそうですね。
ただ、マイクロソフトのサポートは2014年4月8日で終わりますのでご注意を!
その前に、会社で使ってるOffice2000をなんとかしてほしい(爆)
2010年10月05日
設計書は必要か不要か?
先日のセミナーでのパネルディスカッションでパネラーの方々が
「設計書は不要。AppleやGoogleでも設計書は書いていない」
「設計書を書くと、それがMustになり、それ以上のものが生まれない」
と言われてました。
それについて個人的に思うことを。。。
今の時代で考えれば言われていることは確かに正しい。大企業の基幹系で
一気に立ち上げる必要がある場合は、インフラ・アーキテクチャーなど含めて
事前に十分な設計・検証は必要だと思うが、ちょっとした情報系システムであれば
まずは動くものを作って、それをブラッシュアップしていくやり方の方が効果的。
所謂「アジャイル(反復型開発)」という考え方。
ただ、これには幾つか条件があると思う。
○ソースコードが設計書として通用するものであること。
設計書があれば、よほど変なソースでなければ設計書と併せて見ることで、
第三者でも中身を理解はできる。しかし設計書が無く、コメントも無い・何を
やっているのかわからないソースでは、メンテナンス(不具合修正・機能追加)
もままならず、反復型開発どころではない。
○品質確保の仕組みがあること。
設計書は無くても、テスト仕様書は必要でしょう。個人的な趣味で作るプログラム
ならまだしも、ユーザに納めるシステムでは品質を客観的に検証する仕組みはどう
しても必要。
○それができるだけ、プログラマの質が高いこと。
コメントの書き方も知らない、テストのやり方も知らない、アルゴリズムを考える
ことができない、開発ボリュームを見積もれない、スケジュールを立てられない
様なプログラマでは、このやり方は絶対に無理。
Appleやgoogleのプログラマがどの程度のレベルか直接は知りませんが、少なくとも
上記は基本スキルとして持っていることは想像できます(でなければ入社できない
でしょうから)
この様なことをクリアできてるソフトハウスって福岡にどの程度あるでしょう?
できるようにするにはではどうすればいいかでしょう?
当たり前ですが、新入社員の時から基本スキルを徹底的に教え、学ばせるしかないでしょう。
新人のソースを細かにレビューしたり、コメントの書き方を指導したり、テスト仕様書を
書かせてテストさせて、結果をレビューしたり、etc。
自分も新人の頃はやられました。例え仕様通りに動いても、コメントの書き方が悪かったり
効率的なアルゴリズムでなかったりしたら、何度も修正させられて(涙
昔と違い、今は規模も小さく短納期になり、なかなか時間をとれない状況でしょうが、
企業としてこれから何年・何十年先のことを考えれば、やるべきと思うのですが
どうでしょう?
自社の要員だけで難しいのであれば、ある程度はお金を払って外部の人に指導してもらうなど。
将来のことを考えれば安い投資ですよね?<経営者・管理者の方
2010年10月04日
AIP Cloud 3Days
昨日はAIP(高度IT人材アカデミー)主催の『AIP Cloud 3Days』に参加してきました。
今の会社に移ってから平日はこういったセミナーに参加する機会が全く無いため
本当に久しぶりの雰囲気。特に今回は内容もさることながら、主催者側も参加者側もノリで
やってる感じで、昔東京に居た頃に参加してたセミナーとは違った雰囲気で楽しめました!
今回の目玉は何といってもEvernote CEOのPhil Libin氏の講演。
その後のパネルディスカッションでもパネラーは感化されたのか、かさんに『Love』を
語ってましたが、まさにこれからは使う側のLoveをどうやって獲得するかが成功の鍵、
所謂「BtoF」のビジネスが重要ですね。
その他では、インフォテリア株式会社の平野社長による『熊本弁での講演』が非常に面白かった。
学生時代に熊本に居たので、とっても懐かしい気持ちになりました。(もちろん講演内容も
素晴らしかったです!)
これまで、福岡ではこういったコミュニティに参加することが無かったことが個人的には
非常に悔やまれます。
でも、今からでも遅くないですよね!?
これから色んなところに顔を出したいと思います。
最後に主催者の皆さん、ありがとうございました!
今の会社に移ってから平日はこういったセミナーに参加する機会が全く無いため
本当に久しぶりの雰囲気。特に今回は内容もさることながら、主催者側も参加者側もノリで
やってる感じで、昔東京に居た頃に参加してたセミナーとは違った雰囲気で楽しめました!
今回の目玉は何といってもEvernote CEOのPhil Libin氏の講演。
その後のパネルディスカッションでもパネラーは感化されたのか、かさんに『Love』を
語ってましたが、まさにこれからは使う側のLoveをどうやって獲得するかが成功の鍵、
所謂「BtoF」のビジネスが重要ですね。
その他では、インフォテリア株式会社の平野社長による『熊本弁での講演』が非常に面白かった。
学生時代に熊本に居たので、とっても懐かしい気持ちになりました。(もちろん講演内容も
素晴らしかったです!)
これまで、福岡ではこういったコミュニティに参加することが無かったことが個人的には
非常に悔やまれます。
でも、今からでも遅くないですよね!?
これから色んなところに顔を出したいと思います。
最後に主催者の皆さん、ありがとうございました!
タグ :AIPCLoud 3Day
2010年10月01日
パソコンの埃掃除
一昨日の消防車・救急車・パトカー騒ぎは、どうやらうちのマンションの屋上に
人影が見えるって近所の方が通報した結果らしいです。結果としては何事も無か
ったようですが、あれだけの車両数と10人以上の人が動いたとなれば、金額に
換算したらゆうに数十万にはなるかと。これ全て税金。人の命には代えられない
としても、なんと人騒がせな。
さて、本題。
昨日、何の気なしに自宅PCの裏側を見たらファンにだいぶ埃が付いてるのに気が
ついて、外側・内側と掃除機でお掃除。
そういえば3月末に引っ越して以来掃除してなかったなぁ・・ちと反省。
皆さんはPCの埃取りどうしてますか?
ちなみにうちのPCはタワー型のデスクトップ機のため、サイドのカバーを開けて中まで
埃を吸い取るようにしてます。
(何故デスクトップかというと単に安いから。もちろんメーカ品ではありません。
さらに言うとIntel入ってません!w)
デスクトップの場合、裏のネジ数本外して、サイドのカバーをスライドさせると簡単に
開けることができます。開けてみるとすぐわかりますが、CPUにもファンが付いており、
そこに埃が溜まりやすく、またこれが熱暴走(異常動作)の原因になりますので、ここ
は確実にやりましょう。
ノートPCだとさすがに開けて内部まで掃除するとなると、ちょっとテクと手間が
かかるので慣れた人でないと難しいですが、少なくともファンの周りに付着した
埃だけでも取りましょうね。
大切なPC、長持ちさせるためのちょっとしたコツでした。
2010年09月30日
取扱説明書と運用マニュアル
昨日帰宅したらマンションの前に消防車が2台、救急車が1台、パトカー2台、
(多分覆面)が2台止まってました。救急車からはストレッチャーが出されて
準備万端って感じで。ただ野次馬は居ない。家族に聞いたらサイレンは全く
聞こえなかったとのこと。関係者らしき人に聞いても何も教えてくれず。
一体何があったのか、未だに不明です。
怖いなぁ。。。
ということで、本題。
家電製品には必ず取扱説明書が付属してます。最近PC関連機器(プリンタ)などは
紙じゃなくCD-ROMだったりもしますが。(iPhone・iPadには付いてません。直感的に
分かるという意味なんでしょう)
当然システムにもそれを使うための説明書が必要ですが、これには2種類あります。
一つが取扱説明書。所謂システムにはどんな機能があり、その機能を使うためには
どの様な操作をすればよいかが書かれたものです。
もう一つが運用マニュアルと呼ばれるもので、こちらは業務を行うためにシステムを
どの様な手順・操作を行えばよいかが書かれたものです。
システムを作る側が普段作るのは取扱説明書。というか、それしか書けません。
よほど定型的な業務(例えば交通費の清算や、備品の購入などやり方が1つで、それ
以外に無い場合)であれば、書けないこともないですが、通常はイレギュラーケース
も含めてどの様なパターンがあるか想定できないので運用マニュアルは書けません。
なので、よくあるのがシステム開発側が取扱説明書を書いて、ユーザーがそれを基に
運用マニュアルを書くというパターン。当然、契約時にその役割分担を決めます。
ところが、いざシステムの運用を開始する段になって「書けないのでなんとかして」
というユーザーが結構いるんですよね。
本当に時間や人手が無い場合もありますが、「何を書いていいかわからない」ということも
あります。これって、「自分達の業務の流れ・やり方がわからない」と言っているのと
同じこと。大体、こういう場合って、折角導入したシステムを活用できず宝の持ち腐れに
なります。
そんなことにならないためにも、システム導入の際にはその目的、導入した後の業務が
どう変わるのかを事前に整理することが重要です。単に営業の売り文句や雑誌の記事を
鵜呑みにせず、本当に自社に必要なものなのか、必要があれば第三者に入ってもらって
検討しましょう。
単価の高い大手コンサルでなくても、地域で活動されてる人も最近はいますので、うまく
活用しましょう。
#最後はマニュアルから少し離れてしまった。。。(汗)
2010年09月29日
AIPクラウド3DAYS
先日も池上彰さんが番組でわかりやすく解説していた「クラウド」ですが、
本当にこの言葉を目にしない日は無いと言って良いくらいに色んなところで
使われてます。
例を挙げれば、Gmail・Yahooメールなんかは代表格ですし、Twitterもそう。
ここのブログもクラウドサービスと言えます。
そんなクラウドに関する大規模なセミナーが今週末3日間連続で開催されます。
福岡のNPO法人であるAIPが主催する「AIPクラウド3DAYS」です。
規模は大きいですが、紹介を見る限りは堅苦しいものではなく、IT初心者でも
楽しめるセミナーの様に思えます。
興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょう?
自分も日曜日のセッションに申し込みしました!
本当にこの言葉を目にしない日は無いと言って良いくらいに色んなところで
使われてます。
例を挙げれば、Gmail・Yahooメールなんかは代表格ですし、Twitterもそう。
ここのブログもクラウドサービスと言えます。
そんなクラウドに関する大規模なセミナーが今週末3日間連続で開催されます。
福岡のNPO法人であるAIPが主催する「AIPクラウド3DAYS」です。
規模は大きいですが、紹介を見る限りは堅苦しいものではなく、IT初心者でも
楽しめるセミナーの様に思えます。
興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょう?
自分も日曜日のセッションに申し込みしました!
2010年09月24日
『ソフト会社に業務知識は不要』?
ITproの記事、「ソフトを“リフォーム”し再開発費を3割削減」
なるほどレガシーシステムのリプレース方法として、そんなやり方もありかぁ。
でも、最近国内の技術者単価もデフレ状況とはいえ、中国技術者の方がまだ半分位。
ということは、中国を使わずに国内でやると完全に赤字になる計算。
もっと国内での生産性を上げないと、今後この様な大型案件はこれまで以上に
海外に出ていってしまいますね。で、そうなると国内の仕事は減り、ますます
技術者単価は下がっていく。。。完全に負のスパイラル。
それ以上に気になったのが、記事の中にあった『ソフト会社に業務知識は不要』
という言葉。ユーザ企業の方が言われるようですが、本当にそれでいいのか?
ひょっとしたら、ユーザ企業内に上流をこなせる優秀な方がいらっしゃっての
ことかもしれないが。
ただ、もしそうではないとしたら、この企業は昔からの業務のやり方を殆ど
見直していないということにならないか?
完全に成熟産業で、今後大きな革新も無い業界かもしれないけど、なんか
納得いかない。そうやって高コスト体質を維持して、そのツケを一般消費者に
負わせてないか?
折角なんで、取材する側もそこまで突っ込んで欲しいなぁ。
2010年09月08日
紙と鉛筆
昨日書いた本の続き。
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
一番最初の項目が「構想はアナログでまとめる」。
ジョブズをはじめ、プレゼンの達人と呼ばれる人達でも、いきなりプレゼンツールを
使うのではなく、「紙と鉛筆(ペン?)」を使って、まず構想を練るらしい。
実際にツールを使うのは全体の3分の1程度。後はひたすらアナログで構想を練り、
シナリオを作る。
では、プレゼンではなくシステム作りをする人はどうでしょう?
自分がこの仕事を始めた当時はWindowsもなく、1人1台のPCもない時代。
新人の頃やっていたのは、コーディングする前に紙と鉛筆でフローチャートを
書き、それをレビューすることでした。
1人1台のPCが当たり前となった今でも、その習慣は抜けきれてないです。
(まぁ、最近はフローチャートを書くにもVISIOを使う所が多いでしょうが)
では最近の若い人達はどうなんでしょう?
ちなみに前職で某NPOが開催している合同新人研修では時間は多くは取って
いませんが、フローチャートの書き方・演習は行っており、模擬プロジェクト内で
作成する設計書にも書かせていました。
そうすることで、自身の頭の中が整理できると同時に、チームメンバーとの
設計レベルでの意識合わせやレビューにも役立つので。
もちろん、自社の新人研修でも同様の目的で自分が講師となり書かせてました。
今の時代にはひょっとしたら合わないのかもしれないし、ひょっとしたらもっと良い
手段があるのかもしれません。また逆にいきなりPCに打ち込んだ方が考えがまとまる
という人もいるでしょうが、それはごく少数派でしょう。
プログラム品質で悩んでいる方は、コーディングの前に紙と鉛筆を使って
ロジックを書く、フローチャートを書いてみることを試してみてはいかがでしょう?
#某NPOの新人教育ですが、もう1つ徹底していることがあります。
#それは、メモとペンを常に携帯し、言われたこと・気付いた事を
#必ず書くことです。
#これを見た某社長は、自社管理職全員に見学に行かせ、管理職自身も行うことを指示したとか。
#メモすることは社会人としての基本ということでしょうか?
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
一番最初の項目が「構想はアナログでまとめる」。
ジョブズをはじめ、プレゼンの達人と呼ばれる人達でも、いきなりプレゼンツールを
使うのではなく、「紙と鉛筆(ペン?)」を使って、まず構想を練るらしい。
実際にツールを使うのは全体の3分の1程度。後はひたすらアナログで構想を練り、
シナリオを作る。
では、プレゼンではなくシステム作りをする人はどうでしょう?
自分がこの仕事を始めた当時はWindowsもなく、1人1台のPCもない時代。
新人の頃やっていたのは、コーディングする前に紙と鉛筆でフローチャートを
書き、それをレビューすることでした。
1人1台のPCが当たり前となった今でも、その習慣は抜けきれてないです。
(まぁ、最近はフローチャートを書くにもVISIOを使う所が多いでしょうが)
では最近の若い人達はどうなんでしょう?
ちなみに前職で某NPOが開催している合同新人研修では時間は多くは取って
いませんが、フローチャートの書き方・演習は行っており、模擬プロジェクト内で
作成する設計書にも書かせていました。
そうすることで、自身の頭の中が整理できると同時に、チームメンバーとの
設計レベルでの意識合わせやレビューにも役立つので。
もちろん、自社の新人研修でも同様の目的で自分が講師となり書かせてました。
今の時代にはひょっとしたら合わないのかもしれないし、ひょっとしたらもっと良い
手段があるのかもしれません。また逆にいきなりPCに打ち込んだ方が考えがまとまる
という人もいるでしょうが、それはごく少数派でしょう。
プログラム品質で悩んでいる方は、コーディングの前に紙と鉛筆を使って
ロジックを書く、フローチャートを書いてみることを試してみてはいかがでしょう?
#某NPOの新人教育ですが、もう1つ徹底していることがあります。
#それは、メモとペンを常に携帯し、言われたこと・気付いた事を
#必ず書くことです。
#これを見た某社長は、自社管理職全員に見学に行かせ、管理職自身も行うことを指示したとか。
#メモすることは社会人としての基本ということでしょうか?
2010年08月05日
「光の道」パブリックコメント募集??
総務省のHPに「「光の道」構想に関する意見募集」の掲載が。
が、その募集要項を見ると、
『マイクロソフト社Wordファイル又はジャストシステム社一太郎ファイルで提出を
お願いします。その際、ファイル名は「■.doc」又は「■.jtd」としてください
(「■」の部分は意見提出者名(団体名又は個人名)に置き換えてください。)。』
なんでわざわざword/一太郎なの?
しかも使用ソフト指定なのにそのフォーマットがダウンロードもできず、自分で
フォーマットから作らないといけない。。。
内容が内容なんだから、HP上に入力フォーム位作ってもよさそうなもの。
本当に受け付けるつもりあるのだろうか?
The 「お役所仕事」!!
2010年08月04日
UI(画面)設計で悩み中。。。
ここ数日、システムのUI(ユーザインタフェースの略)設計で悩んでます。。
どういう画面にすれば、マニュアルを極力見ずに直感的に操作できるか?
特に今回のお客様(実際に利用する人)は普段PCもあまり使わない、所謂
ガテン系の人達なので、その点が非常に難しい。マニュアルなんて殆ど見て
くれないでしょうし。かといって使われないとシステムを導入する意味が無い。
最近のホームページはデザイン的にも非常に見易く、参考にはなるのですが、
どちらかというと一方的に情報を伝えることが目的であるため、入力・選択
<->結果表示の繰り返しとなる業務システムにはそのまま適用するわけ
にはいきません。(意匠の問題もありますし)
現在最も優れたUIというとiPhone/iPadでしょうかね。iPadにはそもそも
マニュアルが付いていませんし、うちの小学生の子供でも電源の入れ方/切り方
を教えただけで、後はほったらかしにしてても私以上に(汗)使いこなしてる
くらいですから。
とりあえずは今週中に叩き台(叩かれ台?)を作って、来週お客様に確認しよう!
まだまだ悩みの日は続きます。。。(泣)
どういう画面にすれば、マニュアルを極力見ずに直感的に操作できるか?
特に今回のお客様(実際に利用する人)は普段PCもあまり使わない、所謂
ガテン系の人達なので、その点が非常に難しい。マニュアルなんて殆ど見て
くれないでしょうし。かといって使われないとシステムを導入する意味が無い。
最近のホームページはデザイン的にも非常に見易く、参考にはなるのですが、
どちらかというと一方的に情報を伝えることが目的であるため、入力・選択
<->結果表示の繰り返しとなる業務システムにはそのまま適用するわけ
にはいきません。(意匠の問題もありますし)
現在最も優れたUIというとiPhone/iPadでしょうかね。iPadにはそもそも
マニュアルが付いていませんし、うちの小学生の子供でも電源の入れ方/切り方
を教えただけで、後はほったらかしにしてても私以上に(汗)使いこなしてる
くらいですから。
とりあえずは今週中に叩き台(叩かれ台?)を作って、来週お客様に確認しよう!
まだまだ悩みの日は続きます。。。(泣)
2010年08月02日
大濠花火大会 ustream中継
昨日は大濠花火大会。
龍馬伝を見ようと20時前にチャンネルを変えたら、某教育TVで生中継とのこと。
子供の要望もあり、龍馬伝は録画して、花火中継を鑑賞。
で、たまたまtwitterを見てたら福岡ウォーカーがustreamで中継するというtweetを
見たので平行してiPadでも鑑賞。
感想ですが、やはりハイビジョンということもありTVの方が映像は綺麗。
ただ、半分近くの時間がアナウンサーやゲストの話など。
対してustはずっと花火の映像で、楽しめたのはustの方かな。
ただ、TVとustでは正反対の方向からの撮影だったので、違う角度からの映像と
いうことでそれなりに楽しめました。
見ていて気が付いたのですが、やはりustの方が30秒程遅れていました。
撮影・中継環境からこれは仕方ないですが。。。
ustの方は今回好評だったのか、関門海峡・筑後川もやるそうです。
楽しみだ!!
関係者の皆さん、ご苦労様でした。
次回も楽しみにしています。
2010年08月01日
公立図書館の本を電子化!?(樋渡武雄市長)
樋渡武雄市長のtweetから
『武雄市図書館の本を電子媒体化し、iPadなどに配信、もしくは、図書館でiPadに
入れ込むなどして、24時間365日、わざわざ図書館に来なくて済む
「MY図書館構想」を来月ぶち上げます。新刊本は対象外、図書館法、著作権法
などの関係法令の壁に挑戦します。ご期待ください。 』
もし、こうなったら公立図書館を月に数回は利用する自分としては非常に
便利です!
市長が書かれているように、関係法令の壁もあるでしょうし、それ以外にも
出版社・著者等からも様々な抵抗があると思われます。
例えば、
・無制限にダウンロードされると本が売れなくなる
・転売し利益を得る者が出てくる
・該当市町村以外の住居者(要は武雄市に税金を払ってない人)への対応
など。
でもこれらはある程度現在のIT技術や運用でなんとかなりそうかと。
ダウンロードした本は一定期間を過ぎると開けなくなるとか、最初の1回は
図書館に足を運んでユーザ登録しなければならないとするとか。
(現在も多くの図書館でネットを使った検索・予約サービスを行ってますが、
それを利用するには1回は図書館に足を運んで登録しなければなりません)
それを考えたら、やはり一番の壁は官僚でしょうか。利用者の利便性は考えずの
前例主義や訳のわからない法律解釈をきっとしてくるでしょう。
それに負けず、是非逆に前例を作ってほしいと思います!
きっと、他の市町村長からも同調の動きはあるでしょうし、そうなることを
祈ってます。
2010年07月29日
kindleが新しくなってる!
amazonにアクセスしたら、トップページに新しいkindleが!

実物見たことないのでどんだけ性能up・軽量化されたのかわかりませんが、
イメージを見る限りは、かなりスマートに見えます。
時期的にiPad対抗なのかもしれませんが、日本で売ってるんでしたっけ?
確か日本語対応すらされてなかった気がしますが。。。
日本で発売されたら、iPadと並べてみたいです。
でも、その前に日本語書籍の電子版が普及しないと。。。

2010年07月29日
最近のIT系専門学校生の学力は?
現在勤めている会社は基本新卒を採っていません。(どういう方針かは??です)
その代わりでは無いですが、付き合いのある会社から、そこの新入社員を出向
扱いで預かって教育することになってます。
一応担任制で今月は私の順番。
それまでに担当した社員に聞いたり、話した感じIT専門学校卒の割りにITの基礎知識が
不足しているようなので、ITパスポート合格を目標に基礎から勉強することに。
とは言っても、学校の様に手取り足取り教える訳にはいきませんので、テキストを
渡して、自学&不明点はQAで説明する方式で進めてきました。
これまではテキストについて不明点あるか聞いてもあまり質問はなく、淡々とテキストを
こなしていたようなので、今週から模擬試験の意味で過去問を解かせています。
で、第一回目の結果は正答が4割で、ちょっと厳しい状況。
どうしても判らない問題ないか?と聞いたら、調達の計算問題が全くわからないとのこと。
簡単な計算問題なので、何がわからないのか詳しく聞いてみると、問題文そのものの
意味がどうやらわかっていない様子。
具体的には「定期発注方式」「リードタイム」の意味がさっぱり。
それでは解けるはずがありません。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題。
今回、試験の後に不正解の問題について何を見てもいいので自分で調べるように
言ってあり、半日以上それに時間をとってました。
なのに上記の様な状態ということは、
「自分が何がわからないのかが分かっていない」
「何を調べてよいのかが分かっていない」
「勉強の仕方が分かっていない」
ということ。
これもゆとり教育の実態なのでしょうか?
また、気になったので2年間の専門学校で何を教わったのか聞いたところ、ITの基本的な
教育は殆ど行われておらず、しかも2年目はとにかく就職活動優先で、学校では履歴書の
書き方や面接対策ばかりだったそうです。
まぁ専門学校としては就職率により入学者が大きく変わり、それが経営に多大な影響を
およぼしますから、理解できないことはないですが、そんな学生が入社した企業が
どれだけ困るか、それが結局は自校の評判にどれだけ影響するかも考えてほしいものです。
何より、そこで学んだ学生が、就職後に企業側が期待する能力と実際の本人の能力との
乖離にどれだけ苦労するかということも。
聞いたことある学校の実態が垣間見えた出来事でした。
その代わりでは無いですが、付き合いのある会社から、そこの新入社員を出向
扱いで預かって教育することになってます。
一応担任制で今月は私の順番。
それまでに担当した社員に聞いたり、話した感じIT専門学校卒の割りにITの基礎知識が
不足しているようなので、ITパスポート合格を目標に基礎から勉強することに。
とは言っても、学校の様に手取り足取り教える訳にはいきませんので、テキストを
渡して、自学&不明点はQAで説明する方式で進めてきました。
これまではテキストについて不明点あるか聞いてもあまり質問はなく、淡々とテキストを
こなしていたようなので、今週から模擬試験の意味で過去問を解かせています。
で、第一回目の結果は正答が4割で、ちょっと厳しい状況。
どうしても判らない問題ないか?と聞いたら、調達の計算問題が全くわからないとのこと。
簡単な計算問題なので、何がわからないのか詳しく聞いてみると、問題文そのものの
意味がどうやらわかっていない様子。
具体的には「定期発注方式」「リードタイム」の意味がさっぱり。
それでは解けるはずがありません。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題。
今回、試験の後に不正解の問題について何を見てもいいので自分で調べるように
言ってあり、半日以上それに時間をとってました。
なのに上記の様な状態ということは、
「自分が何がわからないのかが分かっていない」
「何を調べてよいのかが分かっていない」
「勉強の仕方が分かっていない」
ということ。
これもゆとり教育の実態なのでしょうか?
また、気になったので2年間の専門学校で何を教わったのか聞いたところ、ITの基本的な
教育は殆ど行われておらず、しかも2年目はとにかく就職活動優先で、学校では履歴書の
書き方や面接対策ばかりだったそうです。
まぁ専門学校としては就職率により入学者が大きく変わり、それが経営に多大な影響を
およぼしますから、理解できないことはないですが、そんな学生が入社した企業が
どれだけ困るか、それが結局は自校の評判にどれだけ影響するかも考えてほしいものです。
何より、そこで学んだ学生が、就職後に企業側が期待する能力と実際の本人の能力との
乖離にどれだけ苦労するかということも。
聞いたことある学校の実態が垣間見えた出来事でした。
2010年07月20日
デグレ
久しぶりのITネタ。
最近社内のPGに依頼したプログラムのテストをやっているのですが、
所謂デグレが発生しまくりで、ほとほと困っています。
※デグレ=デグレード
要は一度修正したバグ(不具合)が他の部分を修正したら再発すること。
ま、社内テストで発見されたのが不幸中の幸いでしたが、これが客先に
リリースした後に発見されていたら。。と思うとぞっとします。
バグが発生すること自体、避けられない面はありますが、今回担当者に
話を聞いても原因すらわからないとの答え。
さらに上司(責任者)はデグレの発生すら肯定している状態。
となると、自分の担当範囲は普段以上にテストを念入りに行うしかないです。
組織としてあまりに品質意識が低すぎ、どうしたもんか。。。悩みます。