2010年04月24日
パブリッククラウド利用サービスについて思うこと。
定期購読している雑誌のメルマガで面白い記事を発見。
http://it.impressbm.co.jp/e/2010/04/20/2165?utm_source=itlweekly&utm_medium=mail&utm_campaign=20100422
メーカー系SIerがAmazonのクラウドを使ったサービスを開始したらしい。
クラウドは最近国内ベンダーも色々とサービスを開始してますが、やはり海外に
比べ料金が高い!と思ってたところですが、この記事を見て「その手があったか!」
と「どんな企業が使うの?」と2つの思いが浮かびました。
特に後者について。
仕事上、AmazonS3については申請から利用まで行っていますが、申請自体は
既に多くの方がHPやブログで書かれており、よほど英語アレルギーが無い限り
難しいことはありません。
またサーバが海外にあるため通信速度は遅く、とても社内のファイルサーバの
代用としては使えません。(S3にあるWordやExcelファイルを直接開こうとすると
遅くて、それだけでストレスになります)
これを考えると現状、S3はあくまで社内ファイルサーバのバックアップ用にしか
使えないと思われます。今年度中にアジアにセンターを立ち上げるらしいですが、
日本では無いようなので、劇的な速度向上は見込めないでしょう。
それを、S3をファイルサーバに、国内データセンターをバックアップ用に使うとは。。
誰にどういう売り方をするのか考えられない。。。価格を見ると中小企業を対象に
しているように思えますが。。
確かに中小企業においては費用対運用管理負荷の面ではメリットがあると思いますが、
もっと簡単にできそうな気がします。
例えば、最近は初めからRAID構成を組まれたハードディスクが安く(数万)で売って
るので、社内ファイルサーバとしてはそれを利用し、バックアップとして夜間に
Windows標準のスケジューラでS3に転送なんてすれば、よっぽど安く使える環境が
作れます。(別にS3を使わなくてもハードディスクを2つ用意して片方にバック
アップでも全然問題ないでしょうし)
「クラウド」というキーワードは今確かにホットですが、本当にその企業に最適
な環境は何なのか?を考えることも必要でしょう。
でもSIerにとっては金にならないし。。。
なんかSIerに対してすっごい否定的な意見になってしまいましたが、個人的な
意見ということで、ご容赦を。