2011年01月18日
公立図書館で電子書籍貸し出し!?
電子書籍ネタ。
『大阪・堺市立図書館 電子書籍に対応した図書館システム』
記事はシステムについての話ですが、個人的には電子書籍の貸し出しができるということの方が
関心ありです。
電子書籍というからには電子データである訳で、それをやり取りするという点においては技術的には
なんら目新しいことは無いと思います。では何が問題でこれまでできなかったかというと、詳しくは
知りませんが、著作権が一番大きかったのではないかと。
実際に堺市立図書館のホームページを見てみると、電子書籍なのに予約が必要と書いています。
そう、普通の紙の本と同様に買った(所有している)冊数分しか一度に貸し出しができないのです。
せっかく電子データになっているのに。。。まぁ、無尽蔵に貸し出しできてしまうと本が売れなく
なってしまいますからねぇ。この点は仕方ないんでしょうか。
あと、使いづらいと思ったのがWindowsのPCでしか見れないという点。最近電子書籍端末が多数
発売されてきていますが、それで見ることができないとは。。
こちらは端末を売るほうの問題が大きいでしょう。だってデータフォーマット(形式)が
統一されていないんですから。これは本当に端末を売る側のエゴで、使う人のことを考えていないため。
著作権とデータフォーマットによる制限はこれからも色々と出てくるのだろうけど、利用者第一で
早く解決してほしいものです。
そうそう、確か福岡市の図書館システムもNECだった気が。となると福岡市立図書館でも
近々サービス始まるかも!?
Posted by 福岡で働くIT屋 at 07:39│Comments(0)
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