2011年01月11日

読書記録:『首長パンチ』


現武雄市長の樋渡氏の著作で、Twitter上で既に色々と紹介されており、たまため
図書館で見つけたので借りてきました。

内容はというと、氏が霞ヶ関官僚だった頃から始まり、武雄市長選に立候補・当選、
市民病院問題でのリコール運動を受けて辞職・出直し選での再当選、二期目の再当選までを
氏の視点から描かれています。
しかも登場人物は一部実名で。さすがに出せないであろう人はイニシャルなんですが、
多分地元の人が見たらすぐに分かるのではないでしょうか?(ネットで調べたら
わかるでしょうね。さすがにそこまではしませんが(笑))

選挙の裏、色んな団体等(本書では主に医師会)利権やしがらみについてはメディアでも
取り上げられることはありますが、ここまで詳細に書かれたものは少ないでしょう。
今、国政においては霞ヶ関・官僚利権がずっと言われ続けてますが、ひょっとしたら
地方の昔から根付いた利権体質の方が深刻なのかもしれません。そこには市民のためという
視点は全く存在しませんし、チェックする議員自体がその利権者もしくは代表者ですから。

いま、地方においては二元代表制の弊害、特に議会のあり方が問題となっています。
議会形骸化、議員の政策立案の少なさ、議会の責任の曖昧さなどなど。
本書においても、市民病院問題への対応について議会・議員がどの様に解決に関わった
のか、具体的には書かれていません。本来であればもっと議員が活躍してもよさそうな
問題なんですが。

とまぁ、自分でもよく分からん(汗)小難しいことを書きましたが、もっと単純に
本当に市/市民のためを第一に考える樋渡市長の想い・考えが強く伝わってくる内容でも
あります。特に若い人達の政治離れが言われていますが、本書を読めばそういった人達も
政治、特に自分達に身近な市町村政について感心をもってもらえるのではないでしょうか?

これからさらに多くの市町村において、しがらみが無く・市民のためを第一に考える
市長・議会が誕生して欲しいし、そういった人を選挙で見抜く(?)目を我々も持た
ないといけないと改めて考えました。






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ゆき!!なので読書な一日
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Posted by 福岡で働くIT屋 at 07:39│Comments(0)
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