2010年09月16日

『岩崎弥太郎と三菱四代』

龍馬伝、盛り上がってますね~
来週はいよいよ第三部完、龍馬とお龍の新婚旅行。その後一気にクライマックスへ。

元々、この物語は原作が無いオリジナルで、龍馬の死後に成功した岩崎弥太郎の
回想という形で始まってます。

岩崎弥太郎といえば、三菱の創設者ということは有名ですが、詳しいことは
全く知りません。でたまたま本屋で見つけて買ったのが、これ。
岩崎弥太郎と三菱四代 (幻冬舎新書)

本書は弥太郎から始まり、弥之助、久弥、小弥太と4代に続く岩崎家の物語。
ちなみに弥之助は龍馬伝にも出てますが弥太郎の弟、久弥は弥太郎の息子、小弥太は
弥之助の息子です。

<目次>
第一章 龍馬を支えた商売の天才、岩崎弥太郎
第二章 弥太郎の野望-政府との果てなき闘い
第三章 温厚沈着な経営者、岩崎弥之助
第四章 久弥と小弥太の拡大経営

目次の通り、半分は弥太郎の生涯について。残りは以降の後継者が如何にして三菱を
発展させていったかについて書かれています。

本書を読んで初めて知ったのですが、弥太郎は海運事業を三菱の主に考え、他に鉱山や
炭鉱を持ってはいましたが、片手間に考えていました。それが弥之助の時代になり、
海運事業を売却、それ以降様々な事業を拡大していきました。
ということは、創業は弥太郎ですが、実際に現在の三菱グループの基礎を築いたのは
弥之助ということです。
それ以降、久弥・小弥太の時代には日露戦争から太平洋戦争を経て財閥解体もあり
三菱は存続の危機を迎えながらも、なんとか生き残りを果たしました。

その時に基礎となる考えが、事業は個人・会社の為に行うのではなく、国家の為に
行うという考え方。時代背景もあるでしょうが、この考え方こそが今の時代にも
必要なのではないか?というのが著者の考えのようです。国家と言うと今の時代に
合わないのであれば公共と置き換えてもいいかもしれません。

この考え方、ドラッカーの言われる組織の存在理由にも近いと思いませんか?

今現在、こんな時代だからこそ、公共の為にという理念・ビジョンが必要なのかも
しれません。これは企業・組織に限らず我々個人レベルにおいても。

そんなことを考えさせられた一冊です。





同じカテゴリー()の記事画像
戦国、なう!w
ゆき!!なので読書な一日
同じカテゴリー()の記事
 デザインセンスを身につける (2011-09-21 07:39)
 戦国、なう!w (2011-06-27 22:39)
 読書記録:『ドラッカーと会計の話をしよう』 (2011-04-20 07:39)
 読書記録:『40代を後悔しない50のリスト』 (2011-04-05 07:39)
 読書記録:『枠からはみ出す仕事術』 (2011-03-30 07:39)
 最近の読書 (2011-03-09 07:39)

Posted by 福岡で働くIT屋 at 07:39│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。