2009年09月07日
クラウドコンピューティング
今回は、少しIT屋らしく(笑)
昨今世間を賑わしている(?)『クラウドコンピューティング』。
少し調べてみたので感想など。
一言でクラウドと言われてるが、そのサービス形態は大きく3つに分類されます。
1.SaaS(Software as a Service)
ソフトウェアをインターネット経由で提供。
Google Apps、SalesForceCRMなど。
2.PaaS(Platform as a Service)
アプリケーションを構築するためのミドルウェアと開発環境をインターネット
経由で提供。Google Apps Engine、Force.comなど。
3.HaaS(Hardware as a Service)
サーバやストレージなどハードウェアの利用をインターネット経由で提供。
Amazon EC2/S3、Windows Azureなど。
正直、SIerにとっては今後厳しいなぁ。。というのが正直な感想です。
今後データセキュリティがきちんと保証されるようになれば、企業にとっては
ハードウェアを自社で持つ必要が無いし、既存のDCと違って必要な時に必要
なだけリソースを調達できるというのは非常にメリットあります。
今後、進んだ企業ではSIerに対して『ハードはEC2を使うのでソフトウェアだけ
作って。』なんてとこもでてくるかも!?
そうしたら、ハードを自社で持ってて、それで利益を出している大手ベンダーは
ビジネスそのものを考え直す必要があるでしょうし、逆に中小ソフトハウスは
余計な設備を持つ必要がなくなる点では、大手に対抗できる可能性もある。
それにも増してITを使う企業にとっては非常にコストメリットあります。
まずはGoogle Appsでメール・社員のスケジュール管理をしたり、SalesForceCRM
で営業情報管理・共有したりを無料(もしくは小額で)トライアルできる。
特にIT予算の少ない中小企業にとっては本当に有益だと思うので、そのような
企業は是非チャレンジしてほしいです!
自身も、そういうお手伝いができる機会があれば是非やってみたい!(笑)
本当にITは『買うもの』から『利用するもの』なりそうです。
ということで、先週末に読んだ本は以下。
Posted by 福岡で働くIT屋 at 22:00│Comments(0)
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