2010年09月08日

紙と鉛筆

昨日書いた本の続き。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

一番最初の項目が「構想はアナログでまとめる」。
ジョブズをはじめ、プレゼンの達人と呼ばれる人達でも、いきなりプレゼンツールを
使うのではなく、「紙と鉛筆(ペン?)」を使って、まず構想を練るらしい。
実際にツールを使うのは全体の3分の1程度。後はひたすらアナログで構想を練り、
シナリオを作る。

では、プレゼンではなくシステム作りをする人はどうでしょう?

自分がこの仕事を始めた当時はWindowsもなく、1人1台のPCもない時代。
新人の頃やっていたのは、コーディングする前に紙と鉛筆でフローチャートを
書き、それをレビューすることでした。
1人1台のPCが当たり前となった今でも、その習慣は抜けきれてないです。
(まぁ、最近はフローチャートを書くにもVISIOを使う所が多いでしょうが)

では最近の若い人達はどうなんでしょう?

ちなみに前職で某NPOが開催している合同新人研修では時間は多くは取って
いませんが、フローチャートの書き方・演習は行っており、模擬プロジェクト内で
作成する設計書にも書かせていました。
そうすることで、自身の頭の中が整理できると同時に、チームメンバーとの
設計レベルでの意識合わせやレビューにも役立つので。
もちろん、自社の新人研修でも同様の目的で自分が講師となり書かせてました。

今の時代にはひょっとしたら合わないのかもしれないし、ひょっとしたらもっと良い
手段があるのかもしれません。また逆にいきなりPCに打ち込んだ方が考えがまとまる
という人もいるでしょうが、それはごく少数派でしょう。

プログラム品質で悩んでいる方は、コーディングの前に紙と鉛筆を使って
ロジックを書く、フローチャートを書いてみることを試してみてはいかがでしょう?




#某NPOの新人教育ですが、もう1つ徹底していることがあります。
#それは、メモとペンを常に携帯し、言われたこと・気付いた事を
#必ず書くことです。
#これを見た某社長は、自社管理職全員に見学に行かせ、管理職自身も行うことを指示したとか。
#メモすることは社会人としての基本ということでしょうか?




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Posted by 福岡で働くIT屋 at 07:39│Comments(0)IT
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