読書記録:『ドラッカーと会計の話をしよう』

福岡で働くIT屋

2011年04月20日 07:39


最初見たときは「もしドラ」の何冊目のパクリ?と思ったのと、自分自身ドラッカーと
会計とが繫がらなかったので試しに読んでみました。

結果は思った以上に「当たり!」でした。(著者に失礼ですが)

サブタイトル(?)に「利益は存在しない」とありますが、
では「利益とは何なのか?」と
利益の話題になると必ず出てくるのが「コスト削減」ですが、
そもそも「コストとは何なのか?」
この2つが本書の大きなポイントです。

私自身、サラリーマンの端くれとして、またPMや部門をマネジメントする立場に
ありましたので特に管理会計における利益・コストについて多少なりとも知ってる
つもりでした。
が、その考えた如何に甘いかを思い知らされた、読み終わった後そんな気持ちに
なりました。

経営者はもちろん、現在・将来マネジメントの立場を目指す人は読んで損はない一冊です。
本文は物語調ですのでさらっと読めます。私も2時間ちょい位で読めました。

で、これでもの足りない方はあとがきにも紹介されているドラッカーの以下の著書を
どうぞ!
ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践
ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)
すでに起こった未来―変化を読む眼
明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命
ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる

#いや、マジでこの本、自分的にはヒットでした



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