先日息子(中学生)の授業参観に行った妻から聞いた話。
なんでも先生がPCを使って(PC画面をモニタに映して)授業を行った
らしいのですが、操作が怪しくて殆どクラスのパソコン部の生徒に教えて
もらいながらだったそうです。
その数日前にたまたま一緒にWBSで教育現場でのIT活用特集を見ており、
その中で課題の一つとして先生がITを扱えないことが挙げられていたのを
見ていた妻は、実際の現場を見て「あ、このことか!」と納得したらしい。
(帰ってきて息子に聞いたら、その先生が授業でPCを使ったのは初めてと
言ってました。それなら尚のことちゃんと準備しようよ!)
ちなみにこの教師のITリテラシの問題って、かれこれ十年以上も前から言われ
てませんでしたっけ?
にも関わらず現在でも上記の様な状況で、今後劇的に改善される見込みもなく
多分自分の下の子が中学を卒業する5年後もきっとこんな感じなんでしょうね。
こうしてる間にも欧米だけでなく同じアジアの国々にも置いてかれる状況、
なんとかならないもんですかね・・・
先生の問題に対する対策としては2つ考えられると思います。
1つは先生達を継続して教育すること。でもこれもだいぶ前から言われ続け、
毎年それなりに税金使って行われてるはずなんですが、その効果の程については
「?」を付けざるを得ない状況ではないでしょうか?
だいたい年に数回の集合教育程度で身に付くはずもないので、それこそ1ヶ月
なり2ヶ月なり現場から引き離して合宿&スパルタで。
もう1つは先生が感覚的に使いやすいシステム(特にGUI)を作ること。
教育システムはあまり詳しくないですが、一般的な業務システムと同様に「機能優先」、
「文字も小さく」、「パッと見で操作がわからない」ものが多いのではと想像されます。
そんなもの、一般企業のおじさん達でも使いこなせないのに、学校の先生が使える
わけがない。(←偏見?)
今後本気でITを教育現場で使おうとするなら、後者を進める方が絶対に速いし
効果もあると思います。極端な話、教科毎に全然違うものでもいいじゃない。
無理に共通化するよりも各教科に特化した方が使いやすければそちらの方が断然いい。
最近良く聞くのが、PCは全く扱えなかったお年寄りにiPadを渡したら、操作
を教えなくても自ら学んで使い込んでいるという事例。これはまさにGUI、
操作性が優れていればどんな不慣れな方にも短時間で使い込んでもらえるという
証拠ですよね。
まずは教育現場から、そして一般企業向けシステムもそろそろ機能重視だけではなく、
操作性・GUIの視点ももっと取り入れていく時期なのではないでしょうか?
(もちろん機能とのバランスは大切。そういった意味でパレートの法則じゃないですが、
最初は2割の機能に絞り込んで、そこから本当に必要なものを追加していくという
スパイラル的な導入方法も併せて考慮すべきだと)
そしてそんなシステムを作るにはシステム屋もデザインを勉強するか(でもそれだと
時間掛かりすぎる)、デザイナーとコラボするか。
そうなるとメーカだと社内調整諸々で時間がかかるだろうから、まずはフットワークの
軽い地場中小ソフトハウスとユーザが手を組んでやってみるのが早いかな。
なんてことを最近考えとります。
簡単に結論出る問題でもありませんがね。
なんか取りとめなくなりましたが、また思いつくことあればこの問題について
続くかも!?
今日の纏め
『父母の前で格好を付けようと思うならちゃんと準備しようね、先生。』