年金問題について

福岡で働くIT屋

2010年09月06日 07:39


年金問題について個々の考え方もあるでしょうが、批判を承知で書きたいと思います。

きっかけは、中学生の子供が「どうせ自分達の時代は年金ってもらえんちゃと」と
言ったこと。確かに自分の世代ですらどうなるのか、非常に不透明な時代ですから、
子供たちが不安に思うのは仕方ないこと。
そもそも、制度自体が時代に合わなくなってきているのではないでしょうか?

今の制度は、現役世代(年金保険料を払っている世代)の保険料と国費とで
受給者に年金を払っています。つまり、「自分が払ってきた保険料が積み立て
られて、それを後からもらう」訳ではありません。

ということは、少子化が続けば現役世代の負担は高まり、貰えなくなることは
ないにしろ、その金額は少なくなるのは当たり前。(その分税金からの負担分が
高くなるのでしょうが、結局その税金を払うのは現役世代)

今の制度を維持していくには少子化問題の解決しかありませんが、それは無理でしょう。
だとしたらどうするか?
一つの方法として、子供を生まなかった人には年金を減額するというのはどうでしょう?

子供が欲しくても何らかの理由でできない方には叱られそうですが。。。

ただ、現在子供の居ない世帯のうちで、本当に欲しくて様々な治療を受けて、それでも
できないという方はそんなに多くないのではないでしょうか?

自分の知っている人達の中には
・子供が嫌い
・育てるのが面倒
・自分達の時間が無くなる
・遊べなくなる
などの理由で、子供を生むことを最初から考えていない人も多々おります。
そうして、共稼ぎで得た所得を旅行や食事、高額消費財に使っている。

そうした考えを否定するつもりはありませんし、個人の自由として尊重はします。
ただ、今の年金制度・仕組みを理解しているならば、こういった人達は年金受取を
辞退してもいいのではないでしょうか?あるいは、受給額そのものを減らすなど。

単なる子供を持つ親のエゴかもしれませんが、そういう選択肢も考えていいのでは
ないでしょうか?

#多分、議員達はそんなこと言うと票が減るので、口にも出さないでしょうが。


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