システム導入の目的は?

福岡で働くIT屋

2009年09月01日 23:30

先週末の休み、どこに行くとも予定がなかったので読書を。

餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?―できるビジネスパーソンになるための管理会計入門!

どちらも会計入門物語といった感じで、結構さらっと読めました。(詳しく理解したかは別として・・)
その中で、IT屋として興味を持ったのは2冊目。
ERPパッケージを導入したがうまく動かず、会社が混乱。。。ってこの業界よく聞く話。

話の中でコンサルタントが社長に言った、
『経営者には情報責任がある』(要はシステムは導入することが目的ではなく、それを使って
「何のために」「どんな情報が見たい」かを事前に明確にする責任がある)
って言葉を読んで、IT屋として「その通り!」って思わず心の中で叫んじゃいました(笑)

でも逆に考えれば、ユーザがそれをできない(気づいてない)場合、導入する側がそれを明確に
しなければならないんですよね。ユーザに言われた通りに作って納めても、それがユーザの
目的を果たさなければ何の意味も無い。(これも動かないコンピュータと同じ)

そういうことを改めて認識しました。

そういった意味で、会計も勉強したいというIT屋さんにはお勧めです!


これが呼び水かどうかはわかりませんが、現在実仕事で具体的な要求も何もないユーザの
画面レイアウトを考え中。。。(色々聞こうにも業務が忙しいらしく聞けません(泣))
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